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- 商品番号
- CDR076
- 原盤LPのプレス地域・レーベル
- フランス COLUMBIA
- 原盤LPのレコード番号
- SAXF 123
- 作品名
- ベルリオーズ:幻想交響曲
- 演奏者
- A.クリュイタンス指揮フィルハーモニアo.
- 原盤LPの記録形式・盤サイズ・枚数
- ステレオ 12インチ
- 価格
- 1,080 円 (税込)
- コメント
- 紺/銀段付GG,表コート,1959年11月ロンドン録音,1960年頃発売,モノラル/ステレオ発売のステレオ,英国ではSAX番号未発売(33CX 1673・1959年発売のみ),2回目録音
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クリュイタンスはこの曲を2回録音している。大物指揮者なら大抵入れるが、クリュイタンスはほとんどの曲を2回録音。これも初回は1955年10月パリでのモノラル録音。そして、2回目は何と1959年11月イギリス・ロンドンでフィルハーモニアo.と入れた。英Columbiaではステレオが発売されず(再版あるか不明)、1959年33CX1673がモノラル発売されたのみ。どちらも名演と言われる録音だが、入手の難易度でいえば2回目ステレオSAXFはプレスが少なく10万円は下らない。今回状態の良いプレスを入手したが、SAXFには完全な状態の盤はほとんど無いことをご理解頂きたい。また、1964年パリ音楽院o.を連れての東京公演では、恐ろしいほど燃焼度の高い演奏だったらしい。さて、この録音、力の入った初回モノラルに比べて、全体が上品にまとめられフィルハーモニアo.の特徴がよく出た優美な演奏ではある。モノラル好きには少々物足りないかも知れないが、これこそ客演の面白さと言えよう。いわゆる爆演とは正反対の安定した一定のテンポを守り、規律の中から生まれる美を追求した演奏。内に秘められた情熱が見えてくるはずだ。特筆すべきキズは無し。